韓国の悲劇―誰も書かなかった真実 |小室 直樹
韓国の悲劇―誰も書かなかった真実小室 直樹
光文社 刊
発売日 1985-11
価格:¥870(税込)
1980年代の勇気有る一書 2006-03-01
本書は、『ソビエト帝国の崩壊』などの著書で知られる小室直樹氏が、1980年代に書き下ろした、ユニークな韓国論である。この本の中で、小室氏は、日本の朝鮮統治は、本当に悪だったのか?と言ふ、日韓関係の根源的問ひでありながら、1980年代の日本の空気の中では、かなり勇気が必要だった問題提起を、正面から行なって居る。そして、韓国への深い愛情を随所ににじませながら、小室氏は、日本の朝鮮統治には、肯定すべき側面が多かった事を勇気を持って語って居る。今読むと、まだまだ遠慮勝ちな所が有るが、1980年代の、日本の朝鮮統治を弁護するなど持っての他、と言ふ空気の中で、この様な論を展開した小室氏の勇気に、敬意を表したい。同時に、小室氏が、「韓国の民主主義の未来は明るい。しかし、韓国経済の未来は暗い。」と述べた予測が、今日思へば、或る程度当たって居る事は、興味深い事だと思ふ。
(西岡昌紀・内科医/3・1運動記念日に)
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この記事は2006/9/24に作成しました。
