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韓国の悲劇―誰も書かなかった真実 |小室 直樹

韓国の悲劇―誰も書かなかった真実
小室 直樹
光文社 刊
発売日 1985-11
価格:¥870(税込)




1980年代の勇気有る一書 2006-03-01
 本書は、『ソビエト帝国の崩壊』などの著書で知られる小室直樹氏が、1980年代に書き下ろした、ユニークな韓国論である。この本の中で、小室氏は、日本の朝鮮統治は、本当に悪だったのか?と言ふ、日韓関係の根源的問ひでありながら、1980年代の日本の空気の中では、かなり勇気が必要だった問題提起を、正面から行なって居る。そして、韓国への深い愛情を随所ににじませながら、小室氏は、日本の朝鮮統治には、肯定すべき側面が多かった事を勇気を持って語って居る。今読むと、まだまだ遠慮勝ちな所が有るが、1980年代の、日本の朝鮮統治を弁護するなど持っての他、と言ふ空気の中で、この様な論を展開した小室氏の勇気に、敬意を表したい。同時に、小室氏が、「韓国の民主主義の未来は明るい。しかし、韓国経済の未来は暗い。」と述べた予測が、今日思へば、或る程度当たって居る事は、興味深い事だと思ふ。

(西岡昌紀・内科医/3・1運動記念日に)


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この記事は2006/9/24に作成しました。

【小室 直樹の経歴】
1932年生まれ。 

1955年、京都大学卒業。大阪大学大学院経済学研究科進学し、理論経済学を研究する。

1959年、阪大大学院博士課程を中退し、フルブライト留学生としてアメリカのミシガン大学大学院に留学。
同大で1年間学んだ後マサチューセッツ工科大学とハーバード大学の奨学金を得て理論経済学を学ぶ。

心理学を学ぶことが、社会学や政治学の理論化に有益であると考え、
1年後に再びミシガン大で社会学、政治学、心理学、文化人類学を学ぶ。

1962年帰国し、1963年、東京大学大学院法学政治学研究科進学。
社会学、社会人類学、法社会学、計量政治学を学ぶ。金がなくて、近くの小学校で夜勤の用務員のアルバイトもした。

1972年、東大から「選挙区の特性分析」で法学博士号取得。

ボランティアで自主ゼミナール(小室ゼミ)を開講。
小室ゼミ出身の研究者として、橋爪大三郎・宮台真司などが、また評論家として副島隆彦がいる。

『ソビエト帝国の崩壊』『ソビエト帝国の最期』など、ソ連の崩壊と、その過程を10年以上も前から予言していた。

現在は、現代政治研究所所長。




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