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小室直樹の資本主義原論 |小室 直樹

小室直樹の資本主義原論
小室 直樹
東洋経済新報社 刊
発売日 1997-02
価格:¥1,680(税込)




まさしく資本主義理解の原書 2002-08-08
私は、この本で経済に興味を持つようになった。小室さんの本で、宗教にも興味を持つようになった。小室さんによって、社会に興味が出てきた。この本から学んだ事はたくさんあるが、その一つにあの悪名高き”公共投資”のあり方がある。
なぜ、公共投資額を減らそうと躍起になっている人がいる一方で、公共投資は絶対に日本経済を支える上で不可欠だと訴える政治家が存在するのか?マスコミはこんな事は何も教えてくれない。普通のひとは、ニュースの字面だけ見て、公共事業反対。族議員の撲滅を。。。っと願うだけのように思える。
小室さんは経済学が、数学や物理学のような科学だという。ケインズ経済学では公共投資の効果を立証している。つまり、科学的に公共投資には明らかに意味があるのである。ところが、現実を見ると投資効果などほとんどなく、それゆえに日本の借金は膨れるばかり。
日本が抱える問題はここにある。つまり、資本主義が機能してれば当然、ケインズ理論は機能する。ケインズが死んだのではない!日本社会が歪み、疲れ果ててしまっているのである。経済政策が正常に機能する社会造り。まさに、構造改革の意義はここにある。


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この記事は2006/9/24に作成しました。

【小室 直樹の経歴】
1932年生まれ。 

1955年、京都大学卒業。大阪大学大学院経済学研究科進学し、理論経済学を研究する。

1959年、阪大大学院博士課程を中退し、フルブライト留学生としてアメリカのミシガン大学大学院に留学。
同大で1年間学んだ後マサチューセッツ工科大学とハーバード大学の奨学金を得て理論経済学を学ぶ。

心理学を学ぶことが、社会学や政治学の理論化に有益であると考え、
1年後に再びミシガン大で社会学、政治学、心理学、文化人類学を学ぶ。

1962年帰国し、1963年、東京大学大学院法学政治学研究科進学。
社会学、社会人類学、法社会学、計量政治学を学ぶ。金がなくて、近くの小学校で夜勤の用務員のアルバイトもした。

1972年、東大から「選挙区の特性分析」で法学博士号取得。

ボランティアで自主ゼミナール(小室ゼミ)を開講。
小室ゼミ出身の研究者として、橋爪大三郎・宮台真司などが、また評論家として副島隆彦がいる。

『ソビエト帝国の崩壊』『ソビエト帝国の最期』など、ソ連の崩壊と、その過程を10年以上も前から予言していた。

現在は、現代政治研究所所長。




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