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危機の構造―日本社会崩壊のモデル |小室 直樹

危機の構造―日本社会崩壊のモデル
小室 直樹
中央公論社 刊
発売日 1991-02
価格:¥509(税込)




日本戦後社会科学の金字塔 2002-12-19
日本の戦後社会科学における金字塔的存在でありながら、学界ではあまり顧みられることのなかった、いまや古典的といってよい名著。現在進行中の日本の危機は、実に四半世紀も前に本書の分析によって予見されていた。著者は、のちに、本書で駆使した方法論を応用してソ連の崩壊をそのプロセスに至るまで予言したことでつとに名高いが、21世紀の歴史書は、「経済大国」日本の崩壊を正確に予告した稀有の社会科学者として著者の名を記すのではないか。惜しむらくは、本書を超える作品がこの碩学の手によってこれまで書かれることがなく、おそらくこれからもないであろうことだ。せめて本書が永く読み継がれることを祈念したい。


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この記事は2006/9/24に作成しました。

【小室 直樹の経歴】
1932年生まれ。 

1955年、京都大学卒業。大阪大学大学院経済学研究科進学し、理論経済学を研究する。

1959年、阪大大学院博士課程を中退し、フルブライト留学生としてアメリカのミシガン大学大学院に留学。
同大で1年間学んだ後マサチューセッツ工科大学とハーバード大学の奨学金を得て理論経済学を学ぶ。

心理学を学ぶことが、社会学や政治学の理論化に有益であると考え、
1年後に再びミシガン大で社会学、政治学、心理学、文化人類学を学ぶ。

1962年帰国し、1963年、東京大学大学院法学政治学研究科進学。
社会学、社会人類学、法社会学、計量政治学を学ぶ。金がなくて、近くの小学校で夜勤の用務員のアルバイトもした。

1972年、東大から「選挙区の特性分析」で法学博士号取得。

ボランティアで自主ゼミナール(小室ゼミ)を開講。
小室ゼミ出身の研究者として、橋爪大三郎・宮台真司などが、また評論家として副島隆彦がいる。

『ソビエト帝国の崩壊』『ソビエト帝国の最期』など、ソ連の崩壊と、その過程を10年以上も前から予言していた。

現在は、現代政治研究所所長。




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