危機の構造―日本社会崩壊のモデル |小室 直樹
危機の構造―日本社会崩壊のモデル小室 直樹
中央公論社 刊
発売日 1991-02
価格:¥509(税込)
日本戦後社会科学の金字塔 2002-12-19
日本の戦後社会科学における金字塔的存在でありながら、学界ではあまり顧みられることのなかった、いまや古典的といってよい名著。現在進行中の日本の危機は、実に四半世紀も前に本書の分析によって予見されていた。著者は、のちに、本書で駆使した方法論を応用してソ連の崩壊をそのプロセスに至るまで予言したことでつとに名高いが、21世紀の歴史書は、「経済大国」日本の崩壊を正確に予告した稀有の社会科学者として著者の名を記すのではないか。惜しむらくは、本書を超える作品がこの碩学の手によってこれまで書かれることがなく、おそらくこれからもないであろうことだ。せめて本書が永く読み継がれることを祈念したい。
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この記事は2006/9/24に作成しました。
