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悪の民主主義―民主主義原論 |小室 直樹

悪の民主主義―民主主義原論悪の民主主義―民主主義原論
小室 直樹
青春出版社 刊
発売日 1997-11
価格:¥1,680(税込)




しるということ 2006-03-20
著者の作品に初めて触れた。
というか、いままで疑うことをしらなかった部分。
我々の年代・世代は(当方三十路前)民主主義とは確固とした理念というか、疑うことのない前提として過ごしてきたと思う。学校教育においては、今思い返すと左派的概念を否応なしに植え付けられ日本というのはなんと駄目な国なのだろうという認識を持っていた。(三十路世代の方どうですか?)

必然、私の目は海外に向かった。むこうで生活すると何かが違う。どうも他国の人間と話すと、自分が根無し草のような浮いているような感覚があった。なんだろう?という疑問が残ったのだが・・・。帰国して全く興味のなかった政治に目が向いてきた。
漠然と次第にハッキリと自分は日本のことについて何もしらないということに気づいた。

この本は民主主義とはなにか?ということについて「自由」「平等」「人権」「議会」という観点から説いてくれる。非常にわかりやすく、ホ?ホ?と疑問が氷解していく快感がある。
ただ私の無知ゆえ、内容についての裏付けができない。その意味での★4つである。裏をかえすとそんな素人でも楽しむことができるということである!


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この記事は2006/9/24に作成しました。

【小室 直樹の経歴】
1932年生まれ。 

1955年、京都大学卒業。大阪大学大学院経済学研究科進学し、理論経済学を研究する。

1959年、阪大大学院博士課程を中退し、フルブライト留学生としてアメリカのミシガン大学大学院に留学。
同大で1年間学んだ後マサチューセッツ工科大学とハーバード大学の奨学金を得て理論経済学を学ぶ。

心理学を学ぶことが、社会学や政治学の理論化に有益であると考え、
1年後に再びミシガン大で社会学、政治学、心理学、文化人類学を学ぶ。

1962年帰国し、1963年、東京大学大学院法学政治学研究科進学。
社会学、社会人類学、法社会学、計量政治学を学ぶ。金がなくて、近くの小学校で夜勤の用務員のアルバイトもした。

1972年、東大から「選挙区の特性分析」で法学博士号取得。

ボランティアで自主ゼミナール(小室ゼミ)を開講。
小室ゼミ出身の研究者として、橋爪大三郎・宮台真司などが、また評論家として副島隆彦がいる。

『ソビエト帝国の崩壊』『ソビエト帝国の最期』など、ソ連の崩壊と、その過程を10年以上も前から予言していた。

現在は、現代政治研究所所長。




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